「光」

 

春を知るように

彼方

海へむかう

面影

欠片

 

2017.11.19 on sale

¥1000

 


セルフライナーノーツ


「素晴らしい世界へ」から約二年半ぶりのリリースとなる作品。前作から新曲も増え、そろそろ記録として音源を残したいなと思い2016年の年末頃から全体の構想を練り始めました。

 

まず今回は自然とアルバムという形態での作品にしようと思っていたので、前作の後に作った曲達を中心にライブのセットリストとして成り立つような構成を作り上げました。実際に流れでどんな感じに聴こえるかは客観的に分かりにくいので、2017年初めのMOJO:MOJA(埼玉県越谷市)でのライブでその順番通りにライブを実施しました(その時は枠の関係上できない曲も)。

 

そこでなかなかの手ごたえも感じ6月から録音がスタート。と、ここまでとても順調な流れだったのですが夏に声帯を痛めてしまい9月に予定していた全ての録音日を飛ばしてしまいました。結果すべての工程が終わったのがレコ発の4日前。納得のいく作品に仕上がり胸を撫で下ろしています。

 

今作のタイトルは「光」。初めに楽曲を並べてみたときにスッと浮かんできた言葉です。明星[Myojyoh]時代含め、今まで歌ってきた想いそのすべてが詰まったアルバムが生まれました。これからの未来が素晴らしい光であふれることを祈って。


「光」全曲解説


1.今

今回のアルバムの始まりを担う大切な曲です。この曲を書き始めたのは確か2015年の秋頃、ちょうど涼音君とのツーマンライブ前の時期でした。もともと"蛍"のようなアッパーな曲として作っていたのですが、気がつけば冬を感じさせるバラードに。詩は僕の中学校の登下校時の冬の朝の情景を描いています。

2.春を知るように

今の自分が"青"を作ったらどうなるか。そんな気持ちで作り始めたのがこの"春を知るように"です。途中に出てくる「できないことを数えるよりも/できてることを数えてゆこう」のフレーズはもう随分前からあって、今回ようやく使うことができました。余談ですが、京都に新婚旅行に行っている最中にもアレンジを進めていた為、それをSNSで見た沢山の人から心配されました(笑)。

3.彼方

仮タイトルは「花」。小学生の頃から一緒にいた愛犬の名前です。とにかく怖がりな子で、最初は散歩に行くにも一苦労だったのを思い出します。いなくなってしまった夜、歩いた散歩道。また会える日まで。

4.光

この曲、実はアルバム名が決まってから作り始めました。

以前作ってお蔵入りになっていた"七月"という曲があるのですが、そのサビをどうにかして使えないかというところから曲作りが本格的にスタート。"七月"が夏の曲だったこともあり、自然と夏の青空が見えるような曲になりました。みなさんが小さかった頃、見上げた空の色はどんな色をしていましたか?

5.海へむかう

前作をリリースした後、最初に作った作品です。もともと涼音君にエールを送る歌として作り始めたのですが、いつの間にか方向性が変わり切ない別れの歌に。詩の新しい書き方を模索していた時期で、なかなか思うようにいかなかったのを覚えています。ライブで予想以上に反響が大きく、気づけばこのアルバムで一番演奏することが多い曲となりました。

6.面影

今作で一番短い曲。明星[Myojyoh]時代に一回だけ歌のないinstrumentalとしてやったこともあります。

以前から日本の唱歌や童謡に興味があって、その要素をよく作品に反映させてきました。この"面影"もそのひとつで、唱歌に使われる有名な言葉を詩の一部に取り入れています。

7.欠片

北初富文化祭というイベントを毎年やっているのですが、その準備はなかなか大変なもので、今まで何度も投げ出してしまいそうにもなりました。それでもいろんな方に支えられてここまで続けられています。休むことで見えることもあるけど、前に歩き出すことで始まることもきっとある。"今"でも描いた冬の朝の情景にその思いを乗せました。

8.青

アルバムの最後を飾るのは、一番長く歌い続けられてきた楽曲でもある"青"。明星[Myojyoh]としても過去に録音されています。今まで様々な角度から光を描いてきましたが、やっぱり一番に思い浮かべるのは夏の青い青い空。その色に僕は未来を感じます。きっと青く、澄み渡れ。